清水聖母保育園の概要
名称 | 社会福祉法人聖母福祉会清水聖母保育園 |
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所在地 | 静岡市清水区岡町1番34号 |
事業開始 | 昭和24年9月1日 |
認可年月日 | 昭和25年6月29日 |
定員 | 170名 |
設立の趣旨
当園は社会福祉法人聖母福祉会の設立する児童福祉施設で、保育を必要とする子どもの保育を日々行う。子どもの豊かに伸び行く可能性を信じ、その子どもが現在を最もよく生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培うことを願い、家庭や地域社会と連携を密にして、家庭養護の補完をしながら、養護に教育を加味しキリスト教の精神を基盤にしつつ、豊かな人間性を持った子どもを育てていくことを設立の趣旨とする。
保育園の願い、思い
私たちはキリスト教の精神をもって保育、運営をしたいと思っています。キリスト教の精神とは、ひとりひとりの人間が神に造られ、愛されているかけがえのない存在であるという人間理解の上にたつもので、一人一人の子どもを大人と同じ人格を持った者として尊重し大切にしていきたいと思います。また互いに思いやりをもって接していきたいと思います。
私たちは保育方法として、
「モンテッソーリの教育方法」をとりいれています。
この方法とは、子どもの発達段階の中で、その時々の、何々したいという興味の大きな時、これを敏感期といいますが、この時を大切にします。子ども達一人一人が自分の敏感期にあった物を自由に選べる環境を準備して、子ども達が自ら取り組み、集中することの中から自己コントロールを身につけていき、出来たという満足感と自信のうちにまた新たに次のステップに取り組む意欲を養っていく自己教育の方法です。
お部屋に用意された様々な物や教具を、子ども達が試行錯誤しつつ扱い、やりこなしていく中で自立、自律していくことを援助していくことが、私達の務めだと考えています。自立ということは、自分で考え、自分で行動し自分のしたことに責任を持つということで、そのような力を備えた子どもたちに育っていくことを願い、目指していきたいと思います。
モンテッソーリの保育のもうひとつの特徴は、3・4・5歳が同じクラスで毎日生活するということで、こども達が見て学び、やって学び教えて学ぶという3つのステップを踏みながら憧れと思いやりの中で育っていきます。様々な人間関係の中で大きく成長するのを感じています。
そして私達は、温かい人間味のある保育園、保護者の方と信頼関係の築ける園、保護者の方が安心して預けることの出来る園であるよう努力したいと思っています。
運営方針
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1、健康で安全な環境整備を徹底させる
- 安全管理、衛生管理に万全を期す。
- 子どもの健康管理に気をつける。
- 完全給食で栄養面を考えていく。
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2、キリスト教の精神をもって運営にあたる
- 一人ひとりの人間が神に造られ、神から愛されているかけがえのない存在であると信じる。
- 一人ひとりの子どもを大人と同じ人格を持ったものとして尊重し、大切にする。
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3、保育方法としてモンテッソーリの方法をとりいれる
- 子ども自身の中に育つ力があり、いつも大きくなりたい、良くなりたいという望みを持っていることを信じ、子ども自らがその望みを達成するときが来るのを待つ。
- 子どもは自分の手を使って物と関わりながら、また身体を動かし何度も繰り返しつつ集中するうちに自らの人格を創っていくので、子ども達が自由に選び、考えながら取り組むことの出来る様々な用具、教具、材料を揃えて環境を整える。
- 子どもの発達段階の中で、その時々に何々がしたいという興味の大きな時を敏感期というが、子ども一人ひとりが自分の敏感期にあった物を自由に選び、取り組み、集中することが出来るよう援助する。
- 縦割りのクラス構成にし、子どもたちが互いに教え合ったり、見て学んだりしながら、思いやりの心や、社会性を身につけていくように援助する。
4、園に来る人達、保護者や、地域の保育園に入園していない子ども達とそのお母さん達を、温かく迎える職員の体制を作る
5、職員の特性を生かし、分担、協力体制を確立し円滑な運営を図る
6、出来る限り途中入園希望者、外国の人、障がいを持つ人も受け入れることの出来る柔軟な体制を目指す
7、家庭や地域の人達との連携を大切にし、信頼される保育園、地域に開かれた保育園を目指す