清水聖母保育園
子育てQ&A

ようじQ&A

掲載質問数は4件です。

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モンテッソーリの保育といいますが「モンテッソーリ」と言うのはなんですかというご質問をうけましたので、お答えします。


 モンテッソーリというのはこの保育を発案したイタリアの女性の名前です。フルネームはマリア・モンテッソーリといいます。
彼女は1870年に生まれました。
彼女は14歳で数学に興味を持ち男子の工業高校に入学しました。やがて医学を志したいと思うようになりましたが当時それは全く不可能なことでした。女性が医者になるなど全く考えられない時代だったのです。けれども強い不屈の精神で困難を乗り越えてイタリア初の医学博士になりました。

 医者として精神薄弱児の子どもの施設に行った時に、何もない空の部屋にとじこめられている子どもたちがいました。そこで管理をしている女性が「子どもたちが食事を終えた後にパン屑を拾う」といってさげすむのを聞いた時モンテッソーリは子ども達が食物よりも次元の高い別なものを求めているのだと直感し、障害児の教育に取り組みました。それまでの学問を学ぶと共に自ら1日中子どもたちと過ごし観察し、ノートをとりデーターを比較検討し、1つの指導法を確立しました。この指導法のもとで知能の低い子どもが見違えるほどの発達をし、普通の児童と一緒に公の試験を受けかなり良い成績をしめすほどになりました。このことに多くの人が賛辞を送りました。モンテッソーリは知能の低い子どもたちに試みた方法で普通児を指導すれば目を見張るほどに子どもの個性を開放できるだろうと確信するにいたりました。そしてこの確信を実証する為に普通の子どもたちを教育することができないかと考えていました。

ついにそのチャンスがやってきました。ローマのスラム街の子どもたちに教育をしてほしいという要請がありました。引き受けたものの、モンテッソーリはその時大学や女子師範の講師をしローマの病院や診療所で診察していたので、自分が直接携わることができず門番の娘に委ねました。そして彼女達に「子ども達に教材の使い方が正確に示せるようにその使い方だけを教えました。」「子どもたちといえばおびえた様子で無表情であり目はうろたえたように見開かれ −中略− 栄養失調のような状態でした。」しばらくすると門番の娘が度々子どもたちが変わったと報告してきました。実際にモンテッソーリが行ってみると子ども達は驚くほどに変化していました。このことがこの教育のきっかけになりました。
「モンテッソーリが発見したのは、われわれ大人が、子どもの特質として考えているより遥かに質の高い異質なものを子どもが持っているということでした。」つづく




 さて先回お知らせしたサン・ロレンツオの施設の子どもたちの中にモンテッソーリは何を発見したのでしょうか。子どもは普通大人からみると注意力散漫でフラフラと動き回りふざけてさわがしくし、そうなると強く叱りつけなければ思うようにならない存在として考えられています。

 モンテッソーリは、ある時一人の女の子が円柱さしと言う教材に非常に集中してやっているのに気付きました。あまり集中してやっているので、ためしに周りで歌を歌わせたりしましたが我関せずというふうなので、座っている椅子ごと動かしてみましたが続けていて、数えたところ42回も繰り返しました。そして夢からさめたように満足した様子で手を休めました。この集中力は、モンテッソーリの目には「子どもの心にある知られざる深淵をはじめて覗き見した」ような全く新しい現象としてうつりました。「このことから精神的諸力は、教育を通して、直接的に活発化するのではなく、子どもがその感覚、身体運動、精神運動諸力を自由にその対象に向けて集中させるような教具との関わりの中で活発化する」と言うことを結論付けたのでした。

 またある時、教師がさまざまな教材をしまおうとすると、子ども達が真剣な様子でそれを見ているのに気付いたモンテッソーリは子どもたちがそれをやりたいのだと察しやらせたところ「子ども達は大喜びで一人一人の物を始末をし、普段でも自分たちの周囲を進んで整頓するようになった」ので子どもの中に秩序に敏感で、それを生理的にもとめるところがあるのだと見ぬきました。

 またある日、教師が遅れてきたところ、前日鍵を閉め忘れてあった戸棚から子どもたちが教材を勝手に取り出して思い思いに作業をはじめていました。これを見た教師は無断で使っているのに腹をたてましたが、モンテッソーリは教材の使い方を良く知っている子ども達は自分たちで選ぶことが出来ることに注目しました。『自由な選択による活動』の原理のきっかけになった出来事でした。

 「このことがあってからモンテッソーリは鍵のかかった大きな戸棚のかわりに、きれいな色のペンキを塗った低めの棚をいくつも用意し、子どもの目の高さにあわせて配置しました。棚のそれぞれには、教材が並べられ、大人の助けなしに子どもたちが楽に見たり、選んだり取り出したり、もとに戻せるようになっていました。」いまの私達の園の状況と同じです。

 このほかに子どもたちがいわゆる人形やおままごとのような玩具よりモンテッソーリの考え出した教材を使っての作業の方を好んだり、誉めたり罰したりする必要の無い子どもたち驚いたり、静けさを好む子どもたちや、大人と同じように自尊心を持っている子どもたち、さらに早くから書くことや、読むことへの興味が出てくることなどいままで考えられていたものとは遥かに違うものを子どもたちの中に発見したのでした。
つづく

(※「 」内は[モンテッソーリの発見]E・M スタンディング著 [マリア・モンテッソーリ]H・ハイライト著より引用しました。)



トイレトレーニングをどうのようにしたらよいでしょうか?


 お子さんが自分で上手に歩けるようになって言葉もいくつかしゃべれるようになると、大脳皮質がある程度発達して、尿意を知覚する準備が整ったということになります。そうしたらまずお子さんをよく観察しておしっこの間隔とリズムを把握し、1〜2時間排尿があいた時間をみつけ、トイレやオマルに誘ってみます。誘って出た時はそのおしっこをみせながら「ジャー、おしっこ出たね」と声をかけます。お子さんは、おしっこがでた放尿感、オマルにたまったおしっこを目で見ること、お母さんの声がけを同時に体験することで、これまで無意識のうちにおむつにしていたことが「おしっこ」なのだと体感を通して理解することができます。さて、誘っているうちに半分位うまくいけば、おむつをはずしてもよいと言えますが、実際にはお母さんのイライラ度と相談することが第一です。畳や、ジュータンが汚されたり、洗濯物が増えるとイライラしてお子さんを叱ってしまいそうならば、8割位の成功率になってからパンツにした方が、お子さんも親も苦労が少なくてすむでしょう。最後にお子さん自身から言えるようになるために誘うのをぎりぎりまで待って、お子さんがしたくなってからトイレにつれていくようにします。失敗しても叱らないであせらず見守ることが大切です。多くのお子さんは2才から2才8ヶ月位で自立しています。


■トイレット・トレーニングのステップ

ステップ1

歩けて言葉を言えるようになったら排尿間隔を把握しよう

ステップ2

トイレやオマルに誘導してみよう

  ○排尿3感覚を大切に

  ○放尿感・視覚的認知・聴覚的認知

ステップ3

おむつからパンツへ

  ○失敗しても叱らないように

ステップ4

自分から予告できるようにうながしを少しやめてみよう 

 

以上 ミネルバ書房別冊「発達」を参考にしました。

 

 精神科医の佐々木正美先生は、簡単に要約すると次のように言っています。
しつけはどれも同じですが、トイレですることの大切さを、くり返しくり返し伝えながら、「上手にできるようになるのを楽しみに待っているよ。いつ自分ひとりでできるかは、自分で決めればいいよ。できない間は手伝ってあげるから心配いらないよ。」というメッセージを伝えながらしつけるのが重要な鍵です。

 

(※福音館書店「子どもへのまなざし」 佐々木正美著を参考にしました)



子どもの要求に応えていると「遊んで」とか、「本読んで」とか私にくっついて離れないのですが、どこまで子どもの要求に応じたらよいでしょうか?


 子どもは気持ちを満たして欲しいから言うので、子どもが望んでいる間は望んだ通りにしてあげて大丈夫です。お母さんに頼めば大抵の事はやってくれるということが子どもに十分に伝わればあとは自分でどんどんやりますから、安心して子どもの望んだ事を満たしてあげて下さい。
 ただこの望むとおりというのは親のかかわりのことであってご質問のような「遊んで」「本読んで」と言う類のことで『もの』の要求やテレビの番組の要求ではありません。心が満たされていないと『もの』をよりおおく望むようになるようです。できるだけ親とのかかわりを持つようにしたいですね。『もの』の与え方、買い方やテレビの見せ方はそのうち、そのうちできちんとした方針を持つと良いですね。
 実際に働いているお母さんですとなかなか、子どもとの時間がとれないのが悩みの種でしょう。その時は、子どもの年齢はどんなに小さくても、分るかなと思っても、お母さんの状況をしっかりお話してください。以外に子どもは分るものです。そして10分でも20分でもこの時間だけは子どもの為という時間を何とかうみだしてください。そこでしっかりかかわってあげれば良いでしょう。

 

(※続「こどものまなざし」佐々木正美著 福音館書店 を参考にしました)


子どもが片付けをしなくて困るがどうしたらよいでしょう。


まず環境の整備が必要でしょう
 1.片づける場所を決めておくこと
 2.子どもが出し入れしやすいようなスペースになっていること
 3.玩具を沢山買いすぎないように
 4.興味がなくなったものはしまっておくように



何度か子どもと一緒に片付けをすること。そのあと自分でやってみようかと、うながしてみて、できたらできたことを認めてほめること。



お母さんが片づけてほしい15分前位から片付けましょうと声をかけながら待つことが必要。子どもは急に今していることをやめたり、方向転換はできないのです。何をするにも大人の何倍も時間がかかるので、そのことをわかっていて早目に声をかけてうながすことが大切。



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